春や秋になると、私は会社に行きながらもソワソワしはじめます。早く週末にならないかな、と。

でも本当は、週末には山に入りたくないんです。それは春や秋などの季節を迎えると“にわかファン”が増えて、必要以上に山菜を採ってしまったり、ゴミを投げ捨ててしまったりと、山の環境を壊す行為をする人が増えてしまうからです。そこで最初は山菜採りのルール・マナーからお話を始めます。

本来、山は自然の宝庫であり、野生動物、野生植物の楽園。人間は、あくまでも“お邪魔虫”なんですね。でも、多くの人間は我が物顔で振る舞い、自然界のルールを無視した行いを繰り返してしまう。それが自然を壊し、野生動物を減らし、山菜を減らし、山の生態系すら壊しているとは知らずに…。

と、いきなり演説ぶってしまいましたが、要するに私たち人間も自然界の一部なんだ、自然に生かされているんだと謙虚に考え、山菜なども自然から“いただいているんだ”という気持ちで、必要最低限の量の採取にとどめるのが大切。

たとえば、3つ見つけたら、2つを採取して残り1つは来年のために残す。採取するときも、根こそぎではなく、また来年、生長できるように根を残して採取するようにしましょう。

もうひとつ、私は山菜採りに山へ入るとき、絶対にひとりで入ることはしません。予期しない事故が起こって動けなくなってしまうかもしれませんし、不意に野生動物に出会う危険性があるからです。

 
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